2022.03.12

鶏ソムリエ直伝 鶏皮レシピでお酒がすすむ!

こんにちは。

今日も鶏肉を食べて元気に過ごしましょう!

ところで皆さん、鶏の皮……鶏皮って意識したことありますか?

ダイエットをしている方や、トレーニング中のボディビルダーは意識して取っていたりするかと思いますが、鶏の皮はちょっと脂質が多く、体を気にしている方には余計な部分だと思われがち部位です。

鶏もも肉も、実は鶏の皮とその周りについている黄色い脂肪を外すと、なんと鶏ムネ肉と同じくらいのカロリーになるほど、鶏の脂分は皮に集まりがち。

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ですが、鶏の皮は「おいしい」がギュっと詰まった、舌が喜ぶ食材部位。

栄養もあるので、ぜひ、鶏ソムリエ直伝のレシピを知って、おいしく食べてください!

 

捨てないで!鶏皮の栄養について

鶏皮

鶏の皮はもも肉はもちろん、胸肉を購入してもついてくる、あの皮の部分のプルプル、クニュクニュした部分です。

カロリーが高く、また、鶏の脂が苦手だったり、歯ごたえが苦手で捨ててしまう方もいるかと思いますが、それはもったいない。

鶏の皮はうま味の宝庫。

焼き鳥でも鶏の皮は1位2位を争う人気の串なんですよ。

また、コラーゲンが豊富で美肌を気にする女性なら絶対に食べていただきたい部位。

他にも、二日酔いに効果的なナイアシンも入っており、お酒のおつまみとして焼き鳥の鶏皮串が人気なのも納得できます。

それに鶏の皮に含まれている不飽和脂肪酸は、むしろコレステロール値を下げるのに役立つ栄養素なので「食べると太る!」と敬遠するだけではなく、時にはおいしく食べていただくとよいかなと思います。

それに鶏皮は、お肉を買ったときに表面についている分しかない、実は希少部位でもあります。

100グラムで497キロカロリーと言われると「わ、高カロリー……」と思うかもしれませんが、大体もも肉1枚についている皮は20gほど。
それだと大体100キロカロリーとなりますので、たまに食べる分には気にせず食べてもよいのではないでしょうか!

 

鶏皮が希少部?

さて、先ほど『実は希少部位』とお伝えしましたが、実際地鶏の鶏皮ってそれだけで売っていることは滅多にありません。

野乃鳥でも、地鶏の皮は優先的に焼き鳥野乃鳥の店舗へと出荷してしまいます。

関連:野乃鳥公式サイト

もし鳥マルシェで地鶏の皮などが販売されていたら……それはイベントなどの期間限定サービス!!

ぜひ、大急ぎで購入してくださいね。

ですが、鳥マルシェでは、新鮮な国産鶏の鶏皮ミンチを取り扱っています。

鶏皮ミンチ

■鳥マルシェ:鳥皮ミンチページ

卸値価格で使いやすさも抜群!

普通のスーパーではこのように鶏の皮だけというのは手に入りにくい野ですが、鳥マルシェではさらに使いやすいようにミンチにしているんです。

「でも、鶏の皮のミンチなんでどう使っていいかわからない……」という方!!

絶対おすすめ、知らなきゃ損な使い方があるんですよ。

それは挽肉に入れること。

皮のミンチはブレンドすることによって、タネをふっくらさせることができます。

例えば鶏の挽肉に混ぜて、丸めれば……鶏のうま味濃厚な、つくねがあっという間にできあがります。

また、それを俵型にして焼けば表面パリッと中はジューシーな、鶏ハンバーグの完成。

お安いし、量もたくさんあるので冷凍庫にストックしておいて、挽肉料理を作る際にちょっと使うだけでいつものお料理が格別においしくなりまよ!

 

鶏皮レシピは汎用性が広い!!

鶏の皮のミンチだけではなく、普段のお料理の際に外した鶏皮は別で取っておき、フライパンで上からギュっと潰しながら焼けばパリパリ食感が抜群においしいチップスに早変わりします。

これを刻んでおけば、サラダにかけて香ばしく、スープに浮かべて香ばしい、汎用性の高い保存チップスに。

また、角切りにした鶏皮を焼いてチップスにしたら、大根おろしを乗せてポン酢をかければ……あっという間に鶏皮ポン酢のできあがり!

お好みで七味をかけたり、刻んだわけぎを乗せて食べてもお酒がすすみます。

脂分がどうしても気になるという方は、茹でてもOK。

鶏皮ポン酢

鶏の皮は茹でるとプリプリとした歯ごたえになり、これはこれでとてもおいしいもの。

お好みの食感で食べられるのも、鶏皮の利点です。

 

鶏皮の下処理は……?

鶏皮

このように汎用性の高い、おいしい鶏皮ですが、ただ身から剥がして焼くのではなく、ちょっと一手間加えるとよりおいしい鶏皮料理ができます。

 

①まず身から鶏の皮を剥がしていきます。

鶏の皮は引っ張れば簡単にペリペリと剥がれていきます。

②鶏皮についている黄色い脂肪は取ります。

包丁で、押しながら削ぐような感じで取ると余計な部分を切り取ることなく、綺麗に脂肪が落とせます。

※ちなみにこの鶏の脂肪もフライパンで弱火でじっくり溶かすと『鶏油(チーユ)』になります。

あっさりしているけどコクのある魔法の油ですので、ラーメンを作ったときなどに入れると驚きのおいしさを付け加えてくれます。

③お好みの大きさに切って、調理していきます。

 

一手間といっても、油を剥ぐことくらいなのですが、この一手間で大違い。

下処理が終わったら、塩で焼く場合は先に塩を振ってからのほうが味が染みこみますし、タレで焼く場合は焼いてからのほうが焦げずに焼けておすすめです。

 

鶏ソムリエとしては鶏皮ごと食べていただきたい!

うま味がたっぷり含まれた鶏皮。

鶏ソムリエとしては、ご自宅で鶏肉を焼く際も皮ごと焼いていただきたいところ。

最近鶏手羽も人気ですが、それも鶏皮がおいしさで包んでいるからこそ。

鶏のあらゆるおいしい料理を紹介している、鳥マルシェのInstagramでも今後おいしい鶏皮料理をご紹介しますので、ぜひフォロワーしてみてください!

 


それにしても、鶏は身も内臓ももちろん、皮までおいしく食べられるなんて……本当にありがたいお肉です。

ぜひ、皆様も鳥マルシェで「本当においしい鶏」を味わってみてください!!

 

 

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